インフルエンザに家族が感染したら?二次感染を防ぐポイント



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インフルエンザウイルスには非常に強い感染力があり、家族の誰かが感染した場合、高い確率で他の家族にも感染してしまう病気です
最悪の場合、一家全員がダウン・・・なんてことも。特に小さなお子さんや、高齢の方は免疫力が低いので十分な配慮が必要です。
感染の予防をするためには、患者さんに個室で静養してもらう、室内を適温・適湿に保つ、こまめな換気をする、などの方法があります。
きちんとした知識を身につけて、感染拡大の予防に家族全員で努めたいですね。

ではまず、予防方法のお話をする前に ”インフルエンザにどのようにして感染するのか”、についてお伝えしていきたいと思います。

■インフルエンザウイルスにはどんな経路で感染するの?

1. 飛沫(ひまつ)感染

飛沫感染とは、インフルエンザウイルスに感染している人が咳やくしゃみをして、唾液や鼻水を周囲に飛び散らせることで周囲に感染することです。
この飛沫感染がインフルエンザウイルスを拡散する最大の原因です。

1回のくしゃみで200万個、1回の咳で10万個のウイルスが飛び散り、半径約1.5メートル以内の距離にいる人の鼻や口から侵入します。
目の粘膜からウイルスが侵入することもごくまれにあるそうです。

街中、教室、オフィス、電車の中などを想像してみるとたくさんの人がこの半径1.5メートル範囲の中に含まれますね。
その中のインフルエンザウイルスに感染した一人がくしゃみをすると、あなたにウイルスの侵入、感染の可能性がある、ということです

 

2. 接触感染

接触感染とはインフルエンザウイルスに感染した人が触れたものに後から触れることでウイルスが付着し、その手で物を食べたり、鼻や口に触れることでウイルスが体内に侵入して感染することです。

飛沫感染ほどは感染の割合としては多くありませんが、注意が必要です。

 

3. 空気感染(飛沫核感染)

インフルエンザウイルスに感染した人と同じ室内にいる人に、空気を介して感染することです
この空気感染には「ウイルスが感染力を長時間保ちやすい環境にあれば」という条件があります。

 

■「ウイルスが感染力を長時間保ちやすい環境」って?

  • 空気が乾燥している
  • 室温が低い
  • 閉め切っている小さなへや

このような条件の環境がウイルスの大好物!ということですから、こうならないように注意したいですね。

では次に、ご家族がインフルエンザに感染した時に他の家族に感染しないようにするにはどうすればいいかお伝えしていきます。

 



■家族がインフルエンザに感染してしまったら?

適度な温度と湿度を保つ(コレ重要!)

温度と湿度はセットで管理しましょう。
インフルエンザはウイルスは、気温20℃以下、湿度20%以下を好みます。反対に高温多湿な環境下では、ほとんど活動できません。冬に流行するのはこのためですね。

ですから、
室温:20~25℃
湿度:50~70% (※40%以下にならないようにしましょう。)
ように心掛けましょう。

加湿器がない場合は、濡れタオルや洗濯物を室内に干すと湿度を上げることができます。

患者さんには個室で静養してもらう

患者さんのお世話をする人はできるだけ一人にしぼる

患者さんも家族もマスクを着用する

患者さんはウイルスを拡散させないために。家族は口の中を潤すことで湿度が保たれ、予防になります。

こまめで丁寧な手洗い

30秒くらいかけて洗いましょう。意外に長いです!
また、インフルエンザはアルコール消毒でも効果が高いので、アルコール製剤による手指の消毒も効果があります!
わざわざ洗面所にいかなくていいので、テーブルの上に置いておけばこまめにできますね。
患者さんに渡して、部屋を出る前には必ず消毒をしてもらう、という使い方もできます。

こまめなうがい、水分補給

口の中を潤すことで湿度が保たれ、予防になります
うがいができない小さなお子さんにはお茶を飲ませて、のどについた菌を洗い流しましょう。抗菌効果のあるカテキンが含まれているほうじ茶番茶を飲ませる方法が効果的です。

患者さんと物の共有をしない

食器はもちろんのこと、洗面所のタオルなども患者さん用のものを用意しましょう

部屋のこまめな換気

ウイルスが室内で蔓延しないために、1日数回の換気を心掛けましょう。

患者さんが触れる場所の消毒

塩素系消毒液、70%以上の濃度のアルコール消毒のいずれも有効。
消毒液をタオルに十分に浸して拭き取ります。(ドアのノブ、トイレのレバーや便座のカバー、電気のスイッチなど)

塩素系消毒液は10分後に同じ場所を水拭きする必要があるので、アルコール消毒の方が手軽ですね。
水拭きだけでも一定の感染予防効果はあるそうです。

しかし、注意点があります。
噴射消毒、つまりスプレーでシュッシュッと消毒はNG!なんです。
不完全な消毒になってしまったり、ウイルスを飛び散らしてしまう可能性があるからです。
筆者は知らずにやってしまいました・・・。キッチンにスプレータイプのアルコール消毒液があったので 何の疑いもなくシュッシュッと。
一度容器から中身を出して使うようにしましょう!

ちなみに、インフルエンザウイルスが物体の表面上に付着した状態で、人への感染力があるのは2~8時間程度。インフルエンザウイルスは、物体の表面上では長い時間、感染力を持ち続けることはできないようですね!
もし、8時間以上経っていたならば 朝起きてまずはじめに消毒!とかはしなくて良さそうです。

患者さんが使用したティッシュはビニール袋に捨て、袋の口をしばって密閉する。

 

免疫を高める

主に看護をしている方は特に、疲労が溜まると思いますが、バランスのいい食事と十分な睡眠をしっかりとってインフルエンザウイルスに負けないように体調を整えましょう。

 

■まとめ

家族がインフルエンザに感染したら、心配で動揺してしまいますね。
でも、ここは一つ落ち着いて、患者さんが静養できる環境を整えると同時に、感染をこれ以上拡げないための対策を取りましょう。

適度な温度と湿度を保つことはとても大切です
温湿計を部屋に置いて、日頃から管理するようにしましょう。

手指の消毒に便利なアルコール製剤を備えておけば、いざというときに安心です。


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