タミフルの副作用、服用方法は?1歳未満・10代の服用は危険?!



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インフルエンザになったら、処方される抗インフルエンザ薬、タミフル。
インフルエンザウイルスの増殖を抑えてくれるありがたいお薬で、服用すると症状が軽くなり、回復が早まるという効果が期待できます
一方で、どんな副作用があるのかも気になりますよね。
飲み方を間違えると十分な効果が発揮されないことも!!

今回はタミフルの副作用や飲み方、服用期間や小さなお子さんが使用するメリットなどについてまとめました。
よく確認した上で、正しく服用しましょう。

■タミフルが効くのはA型インフルエンザ?それともB型?

タミフルは抗インフルエンザ薬の一種で、インフルエンザウイルスの増殖を抑える働きがあります。
A型、B型どちらのインフルエンザにも有効です。

カプセル剤とドライシロップ剤の2種類があります。
他の抗インフルエンザ薬がイナビルやリレンザなどのように吸入薬であるのに対し、カプセル剤・ドライシロップ剤があるのはタミフルだけ!なんです。

■タミフルは小さいお子さんにメリットが大きい

①5歳未満の子どもが使用できる

他の抗インフルエンザ薬(イナビル、リレンザ)は5歳以上から使用可能であるのに対し、タミフルだけは5歳未満でも使用可能です
タミフルのカプセル剤は1歳~、ドライシロップは0歳~使用可能です

~1歳未満の乳児のタミフル使用について~
1歳未満の使用の安全性・有効性は確立されていないとして以前は対象外でしたが、主に以下のような理由により、平成28年10月から保険適用で使用できるようになりました

(1)1歳未満の乳児が感染した場合、有効な治療手段がほとんどない状態であること。
(2)1歳未満の乳児が感染した場合、インフルエンザ脳症などの重い合併症を引き起こす恐れがあること。
(3)欧米ではすでに安全性が確認され、1歳未満の乳児へのタミフルの使用が認められていること。

もともとインフルエンザは抵抗力が低い小さなお子さんが感染することが多い病気です。
さらにはインフルエンザ発症後、脳症など命に関わる重大な合併症になってしまうこともあります。
(0~4歳では毎年100~200例のインフルエンザ脳症の発症が報告されています。)

では、抗インフルエンザ薬の使用で合併症の予防ができるのでしょうか?
答えは「まだわからない」です。
脳症を抑制する効果があるのかどうかは不明なのです。
ですが、ウイルスの量がMAXまで増殖することを防ぐことで病気の期間を短くし、結果的に脳症などの合併症を防ぐことができるという可能性がある、との見解があります。

②服用しやすい

他の抗インフルエンザ薬であるイナビル、リレンザは吸入薬、ラピアクタは点滴薬であるのに対し、タミフルはカプセル剤・ドライシロップ剤です。飲みやすく、安定した効果を得ることができます。
吸入薬は小さなお子さんが正しく使用することが難しい、点滴薬は処置に時間がかかるため診療所での投与が難しい、という状態でしたのでこのメリットは大きいですね。

③体重によって薬の量を調節できる

タミフルのドライシロップ剤は、水に溶かして液体にして飲むお薬です。量を調節することができるので、体重が37.5キロ未満の子どもにはドライシロップ剤が処方されます。

■タミフルの副作用

まずはじめに、タミフルの副作用について。
タミフルは他のお薬と比較して、副作用が特に出やすいお薬というわけではありません。

インフルエンザウイルスが増殖するのをセーブするという、すごい効力のお薬なので、副作用もきついのでは?と想像してしまいますが、決してそうではないのですね。
タミフルは、用法用量を守って正しく服用すれば、安全性の高いお薬です。

主な副作用

よく報告される主な副作用としては、消化器症状があります。
具体的には腹痛、下痢、吐き気、嘔吐など

また、その他に発生の割合は低いですが、低体温・発疹などの症状もあります。

■タミフルを飲むと異常行動を起こす!?

数年前、10歳代の青少年を中心にタミフルを服用した後に「窓から飛び降りる」「突然走り出す」などの異常行動が数多く報告され、話題になりました。
痛ましい転落死亡事故の例もあり、タミフル=危険!というイメージが世間一般に浸透していったように思います。

これを受けて、厚生労働省は2007年3月から10歳以上の未成年者にはタミフルの使用を原則、差し控えるよう医療機関に通達を出しました。

その後もタミフルの使用と異常行動に関する調査・審議が盛んに行われていますが、いまだタミフルの使用と異常行動との因果関係ははっきりしません。タミフル以外の治療薬を使用した場合でも異常行動はみられ、薬を全く使用していない場合でもみられています。

厚生労働省は、タミフルと異常行動の因果関係を示す結果は得られていないとしながらも、タミフルの安全対策が確定するまでの間、10代への投与を原則禁止するという現行の対策を継続しています

しかし、そもそも高熱が出た場合に「熱せんもう」と言って、うわごとを言ったり、変な行動をとる状態になることがあります。つまり、薬の服用に関係なくインフルエンザになる子どもは異常行動を起こす可能性があるということです。(インフルエンザになった子どもの6~7人に1人は、うわごとなどの軽いものも含めた異常行動を経験するそうです。)

ですから、薬を飲んでいても飲んでいなくても、飲んだ薬がタミフルでもそうでなくても、インフルエンザになったお子さんから目を離さないことが何よりも大切です。
夜間も一人にならないように、周囲が配慮するようにしましょう。

■タミフルの飲み方と服用期間

1日2回(朝・夕)、5日間続けて服用します。
食後に服用とありますが、タミフルは食事による影響を受けないお薬なので、食前に飲んでも問題ありません

1回目は薬を処方されてすぐに、2回目以降は規則的に飲めるように時間を設定して服用するようにしましょう。1度服用したら、次に服用するまでに少なくとも3時間は間隔を空けるようにしましょう。

*薬を飲み忘れたり、途中で服薬をやめることのないようにしましょう。
正しい服用方法を守らなければ、効果を得ることができなくなってしまいます。
高熱で意識がもうろうとしていると、ご自身で時間の管理をすることが難しいと思うので家族にお願いをするか、それが難しい場合はアラームをセットするなどして服用する時間を確認できるようにしておきましょう。

■まとめ

数年前のタミフル服用後の事故の報道により、「タミフルって怖い」というイメージを持たれている方も多いと思います。
ですが、インフルエンザを早く治すために大きな力を発揮してくれるお薬です。
注意しなければいけない点を守りながら、適切に使用するようにしましょう。


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