ソフロロジー体験談☆痛みがないって本当?穏やかな気持ちで生めました③



Sponsored Link

前回は、出産間近になってから思ったこと、考えたこと、そしていよいよ陣痛が始まってソフロロジーでどんなふうに乗り切ったかについてお話しました。さて今回は、いよいよ出産です!!

ソフロロジー体験談☆無痛って本当?穏やかな気持ちで生めました②

2017.12.12

■陣痛のこと

陣痛ってどんな感じか知っていますか?私は出産直前まで知りませんでした。←こんなんばっかですね・・・^^;

陣痛のことを知った時に一番意外だったのは、始まったらずっとあるわけではなくて、陣痛には収縮期と間欠時があって、痛みを感じる時間(収縮期)とそうでない時間(間欠時)とが一定間隔でくり返されるということです。1回の収縮期は長くで50秒と言われています。よかった~~ずっとじゃなくて!!
そして産院で受けたソフロロジー式分娩法の講習会でこんなお話がありました。「1回の陣痛(収縮期)は長くて50秒です。1回の呼吸をゆっくり10秒かけてすれば、5回息をする間にこの痛みは終わる。そう思えば少し気が楽になりませんか?」なるほど!!50秒ごとに一度、痛みから解放されるという予備知識があれば、「いつ終わるの~~~」と思わずにどんと構えられそうな気がする。そして私は出産中、「長くて50秒」を何度も自分に言い聞かせることになるのでした。
それからもう一つ、こんなお話もありました。「陣痛は痛みをもたらす悪者ではない。赤ちゃんを生みだすために必要な、大きな力なんです。」と!!そっか~そうだよね~~陣痛がないと出産できないもん。悪者にしちゃったらぁダメだよね。とここでも納得の私。陣痛を痛いからといって忌み嫌うのではなく、赤ちゃんを生むために不可欠な大切なパワーなんだと思って味方につけましょう!!

■陣痛のピークをむかえ、ソフロロジーが吹っ飛びかける!?そして出産へ

他の妊婦さんと出産が重なり、陣痛室が空いていなくて私は始めから分娩室へ。陣痛がだいぶ強くなってきてから歩いて移動するのは本当にしんどいと思うので、私はとてもラッキーでした。(始めから「「陣痛」→「分娩」→「回復」を一つの部屋で行う「LDR」を採用している産院もあります。おすすめです!)

そして、この時も長く息を吐く呼吸法を続けます。「痛い・・・。痛い・・・。」ではなく「リラックス・・・。リラックス・・・。落ち着いて・・・。」と心の中で自分に言い聞かせました。こんな状態なのに、やっぱり出された朝食を食べる私。笑 もちろん食べたい気持ちもありましたが、この時は「お腹が減っていたらスタミナ切れする!」と思ってなるべく食べようとしていました。

9時ごろにトイレとシャワー。出産後はシャワーができないので「今のうちにしとく?」と助産師さんに聞かれ、このまま横になって陣痛を待ち構えているよりも、シャワーでもした方が気がまぎれそうだったのでさせてもらうことに。その間でも陣痛がやってくるのでその度に「フーーーーッ」と息を吐く。

お昼の12時。この頃はもう生理痛の7倍くらいの痛みに。ですが、ここでも「お昼ご飯食べます。」と答えた私。ところが、持ってきてもらった頃にはさすがに陣痛が強くなっていて食べられずでした。だんだん強くなってくる痛み。ですが、私の気持ちは冷静でした。痛いけれどまだがんばれる痛み。

陣痛を始めに感じてから24時間が経とうとしていました。疲れと眠気が出てきたせいか、ちょっとここで陣痛のペースがおちて、間隔が空くようになりました。ですが1時間後に復活し、そこから痛みのピークを迎えることに。生理痛の10倍という話でしたが、個人的には15倍くらいの痛みでした!笑 その痛みがくり返されるので「これ以上は無理!」とどうにも逃れたい気持ちに・・・。この時はじめて心がめげそうになり、「(もう)いや」とつぶやきました。ソフロロジーをやっていても陣痛が痛いのは痛いです。無痛とか、平気とかそういうわけでは全然ありません。

ちょっと呼吸も乱れ気味に。この時に助産師さんが陣痛に合わせて「フーーーーッ」と長く息を吐くように誘導してくれました。「はいっフーーーーーーーーッ」「フーーーーーーーーッ」そうだ、私はもうこれをやるしかないんだ。落ち着いて、リラックスして、フーーーーーーーーーッ。きっと乗り越えられる。

フーーーーーーーーーーーーッ。赤ちゃんも陣痛が始まると心音が早くなる。苦しいんだきっと。フーーーーーーーーーーーッ。今、酸素をたくさん送ってあげるからね。フーーーーーーーーーーーーーーーッ。こうやってゆっくり呼吸すれば、酸素が十分に行き渡って、血色のいいピンク色の赤ちゃんが産まれてくるんだ。フーーーーーーーーーーーーーーーーッ。私が赤ちゃんにしてあげられるのはリラックスして呼吸することなんだ。フーーーーーーーーーーーーーッ。

助産師さんのお陰で気持ちを立て直し、その後も陣痛のピークは続きましたが、落ち着いて呼吸法に専念することができました。

そしてついに、赤ちゃんが産道を通り始めます。いきまずに「フーーーーーーーーーッ」。フーーーーーーーーーーーーッひたすらフーーーーーーーーーーーーーーーーッ。

1回の出産の中でも陣痛が始まった頃と比べると最後の方はかなり成長していたようです。心を乱さずひたすらフーーーーーーーーーッ。むしろ周りにはもう話しかけてほしくない。さすらなくていい。(ごめん夫よ)集中したい。通常、いきまないようにするいきみ逃しは難しいそうです。

いきみたくなって我慢できなかった!という話も周りからよく聞きます。必要以上にいきんでしまうと変なところに力が入ってしまって出産がスムーズにいかなかったり、赤ちゃんが圧迫されて酸素が不足してしまったりするので気をつけないといけない点です。ですが私の場合、いきみ逃しが大変だったという感想はありません。というより、いきみを我慢した記憶はない、です。ひたすら『長く息を吐いてリラックス』を意識していたせいか、いきむことを忘れていた?いきみ逃しではなく、正面からやってくる陣痛の痛みをさっとかわせるように”痛み逃し”に専念していました。

そうこうしている間に一番の難関を突破したようで、陣痛の痛みのピークも過ぎ去ってきました。「よかった、ちょっと楽になってきた」このまま続ければ、スルンッと産まれてくれるはず!・・・・・・ところが、ここで赤ちゃん停滞。えーーーーーーー。何をのんびりしているのだ?笑

ここで初めて助産師さんに「ちょっと力入れてみて」と言われて「はいッ!」。「フーーーーーーーーーーーッ」っとお腹の底に力を入れて息を吐き出しました。今までの呼吸法をバージョンアップさせた感じです。すると、これがバッチリだったようで赤ちゃんが前進!「赤ちゃんおりてきてるよ~はい、もう一度!」「フーーーーーーーーーーーーーッ」とこれを何度かくり返すとあっという間に下までやってきて「頭が見えたよ、あと少し!」

「あと少し!」という言葉に励まされ、よーし、「フーーーーーーーーーーーーーーーッ」。この後は先生がやってきて最後もうひと頑張り。ああ、でもやっぱり痛いな。力を入れようとすると自然と目をぎゅっとつむってしまいましたが、先生に「目をあけて」(目を閉じるとパニックになりやすいそうです)「ハイッ、フーーーーーーーーーーーーーーッ」と誘導してもらいました。この時、先生は冷静な目で私の目をじっと見て、落ち着いたトーンで話してくれたので、すごく気持ちが落ち着きました。いつもは柔和な先生ですが、まとっている雰囲気がちがった!この辺りもソフロロジーのテクニックなのでしょうか?

そしてあれよあれよと言う間に赤ちゃんが出てくる。「さあ、最後はお母さんが自分ですくいあげて!」わあ、夢にまで見た光景が今目前に!!実は事前のアンケートに出産時の希望として、「最後は自分の手で赤ちゃんをすくいあげたい」に○をしていました。初めて聞いた時は「ほんとにそんなことできんのか??」と半信半疑でしたが、今誕生を待ちわびた我が子を私はすくいあげようとしている!!体を起こしてもらって、先生から「ここが脇だからしっかり持って。そのまま上方向にゆっくりひっぱって。」と説明を受け、赤ちゃんに初めて触れました。「わっ、あったか~い」そしてゆっくりつるつるつるとひっぱり、スルンッ!!「ほぎゃーーーーーーーー」

元気な赤ちゃんの泣き声が聞こえました。ピンク色の肌をした赤ちゃん!!その後もほんぎゃ~ほんぎゃ~と元気に泣いていました。うっ生まれた・・・・・・・。「おめでとうございます。14時25分です。」という助産師さんの声。その後に夫はへその緒をハサミで切るというこれまた貴重な体験をしました。

やっと会えた赤ちゃん。「よくがんばったね。えらかったよ。」とたくさんたくさん声をかけました。そして胸の上に抱いていると早くも乳首をさがす様子も。「がんばったからお腹がすいたのか」と夫と笑いながら話しました。

私は、途中陣痛のピークの時に一瞬我を失いそうになりましたが、すぐに取り戻して、最後は本当に落ち着いた気持ちで出産しました。記憶もしっかりあるし、赤ちゃんが少しずつおりてくるのもよくわかりました。泣いたり叫んだりすることもなく、パニックになることもなく、赤ちゃんに酸素を送るんだという気持ちでひたすらフーーーーーーーーッ息を吐くことをくり返しました。自分の手で赤ちゃんをすくいあげるという貴重な経験をして、生まれてきた赤ちゃんを胸に抱き、言いようのない幸福感に包まれました。まさしくあのDVDで観た妊婦さんの出産シーンと同じでした。

夫はとなりで涙を流し、「よくがんばったな・・・」としみじみ。今でも「あの時のがんばりには頭が上がらない。本当に感動した。」と思い出しては言ってくれます。獣のような声を出して、取り乱し、夫にひかれるのでは・・・と心配していましたが、杞憂に終わりました。

初めての出産で、痛がりの不安がり、しかも体力にも自信がない私が、こんなに落ち着いて穏やかな気持ちで出産ができたのは、まさしくソフロロジー式分娩法のおかげです。

→次は編集後記。ソフロロジー式分娩法をするなら、こんな病院がオススメ!


ランキングぽちっとよろしくお願いします!更新の励みになりますm(_ _)m

ブログランキング・にほんブログ村へ          



Sponsored Link