1歳半の言葉の数は平均でどれくらい?遅れが気になるときはコミュニケーションの総合力を確認



Sponsored Link

1歳半といえば、1歳半健診。「健診をうけてくださいね~」のお知らせが届く頃に気になってくるのは言葉の数。「うちの子はこれくらい喋るけど、大丈夫?」「まだ言葉がでないけど遅れているんじゃないかしら・・・。」など少なからず不安になりますよね。
今回は1歳半の言葉の発達やコミュニケーションについてご紹介していきたいと思います。

■1歳半健診で言葉を何個言えればいいの?

言葉の発達は個人差が大きく、1歳半の時点でたくさんの言葉をおしゃべりする子、2語文もお話できる子も中にはいますが、ゆっくり成長する子もいます。言葉が話さなくて心配していたら急に話しだすようになったというパターンも珍しくありません。一般的に女の子よりも男の子の方が言葉の発達はゆっくりで、男の子は女の子の1~2ヶ月後を追いかけるようなかたちになります。「男の子の方がゆっくりだから」とはよく聞く話ですね。

では、1歳半の時点で一体何個言えればいいのか、言葉の数が気になるところですが、だいたい3~5個くらいのようです。ですが、注釈があります。
・意味のある言葉であること(みんなが知っている言葉であること。独自の言葉やお母さんとだけ成立するようなやりとりは含みません。)
・固有名詞(「ばいばい」や「こわい」など、挨拶や形容詞・動詞は含みません。)
・その言葉と内容が必ず一致していること。(混同している場合は含みません。犬を見て「ワンワン」と言えても猫を見ても「ワンワン」と言っている場合など。)
・言葉の始めから最後まで発音できること。(水を「みー」という場合は含みません。「み」「ず」と2音発音できるものが対象です。)

などなど。だいぶ細かいですね・・・。ですが、実際にわたしが娘の健診に行った時は言える言葉として形容詞や動詞も例にあげましたが、特に指摘されることはありませんでした。そもそも、言葉の発達は個人差の大きい領域。色々な基準はあるようですが、何個言えたかという数字にとらわれず、1歳半の時点で「意味のある言葉」が「ちょこちょこ出てきた」なら言葉の数の面ではOK!と思っていいように個人的には思います。

■言葉の数よりも大切なことって?

言葉の数は何個言えたら大丈夫か、平均はどれくらいか、など、何かを判断する時に具体的な数字はわかりやすいので、ついそれにばかりとらわれてしまいますが、言葉の発達の面では数よりも重要なポイントがあり、専門は必ず合わせて確認しています。

まず、それがどんなポイントかざっくりと言うと・・・「コミュニケーションをとれるかどうか。」ということです。

「え!?うちの子、まだ会話なんて全然成立しないし、コミュニケーションとれないですよ!」と思われるかもしれませんが、実はそうではありません。言葉はあくまでコミュニケーション手段の一つであって、それが全てではないのです。他にどんなコミュニケーション手段があるかというと、ジェスチャーで伝える、目線で伝える、指さしで伝えるなど、言葉意外にもたくさんありますよね

例えば、何か欲しいおもちゃがある時、そのおもちゃがしまっているところへ行って、お母さんの方をちらちら見ながら「あっあっ」と言って手を伸ばす。あるいは、指でさす。こんな場面はありませんか?ここでは「お母さんの方をちらちら見ながら」という点が一番重要です。そこが抜けていては単に自分で取ろうとしていることになりますから、「お母さん、おもちゃとって」というメッセージが「ちらちら見る」に含まれていると考えられます。

■言葉を理解できていれば、言葉を話すにつながる

それから、言葉を言うことと同じく言葉を理解できているか?という点も重要なポイントです。これを確認するのが「可逆の指さし」です。「可逆の指さし」とは、「○○どれ?」という問いかけに対して、指さしで示せるかということです。1歳半健診では1枚のボードに子どもにとって馴染みのあるイラストが何個か描かれているものが提示され、「くるまはどれかな?」「お人形は?」というように質問されます。

これをすることで、「くるま」という言葉と実際の車がどういうものか、という言葉と内容が一致しているかどうかがわかります。子どもは話せる言葉の数以上の言葉を理解していると言われています。理解した上で、発声する機能が成熟しているか、話そうとする意思があるかなど、プラスαの要素があって”言葉を話す”につながっていきます。言葉の数が少なくても、理解が十分できているのであれば、一般的には言葉でのコミュニケーションへとつながっていくことが考えられます。

ちなみにわたしの伯母は保健師をしていて、長年の保育所勤務の後、現在は子どもの健診の仕事もしています。その伯母の孫はもうすぐ2歳ですが言葉が出ず、要経過観察。ですが、伯母いわく「まったく心配ない。」とのこと。「こちらの言っていることはとてもよく理解している。保育所での集団生活にもなじんでいる。」という点がその理由でした。言葉の数だけではなく、総合的なコミュニケーション能力がどうか、という点で判断しているようです。

■もしかして発達障害?が気になる

1歳半健診の目的はいくつかありますが、その一つとして障害の早期発見が含まれます。言葉の数よりも、「コミュニケーションがとれているか」が大切と上に書きましたが、自閉症などの発達障害の場合、「コミュニケーション障害」がその特徴としてあげられます。

もし、お子さんと視線が合わない、コミュニケーションが難しい、極端に落ち着きがなくじっとしていられない、不思議な行動をくり返す、など気にかかることはありませんか?いっしょに過ごしているお母さんが「何だかちょっとちがう」と違和感を感じる場合、これを機会に一度相談してみてもいいかもしれません。

■まとめ

わたしの子どもはなかなか首がすわらなかったり、歩くのが少しゆっくりだったりと、周りの同じ月齢のお子さんと無意識に比べてしまって気になっていた時期がありました。個人差が大きいと言われても、何ヶ月が平均なのかな、と心配になるのが親心ですよね。

自分ができていないだけに「気にしないで」とは言えませんが、言葉の数だけに注目せずに、「なんとなくのびのび育っているな」「やりとりが楽しくなってきたな」という点を大切に見守っていけるといいのではないか?、と思います。育児不安の解消も一歳半健診の目的ですので、少しでも気になることはじゃんじゃん専門家に質問しちゃいましょう。


ランキングぽちっとよろしくお願いします!更新の励みになりますm(_ _)m

ブログランキング・にほんブログ村へ          



Sponsored Link