摂食障害がはじまったきっかけと、当時はこんな子でした。克服記①



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わたしの拒食がはじまったとき、それは高校1年生の冬のことでした。拒食症を経験した人の多くがそうであるように、わたしもダイエットで食べる量をセーブするようになったことがきっかけでした。それがまさか、数年に及ぶ摂食障害の日々のはじまりになるなんて、当時のわたしは思ってもみませんでした。(はじめは拒食。後に過食嘔吐をするようになります。)

高校生の頃、わたしは運動部に入っていました。

中学生の頃も部活をしていましたが、父親の転勤にともなって中学2年生の時に転校。続けたかったのですが、転校先では馴染むことができずにすぐ辞めてしまいました。だから「高校に入ったら絶対、部活やりたい!」というのがわたしの強い希望でした。

念願かなって高校で入部したのは、とても仲のいい、熱心な部で、わたしははじめてスポーツに夢中になりました。練習は朝練と午後練があって、きつくて大変だったけれど「少しでもうまくなりたい!」と一生懸命に取り組み、充実した日々でした。

一方、人の顔色をすぐうかがってしまうところがあったわたしは、自分が一番下手でみんなの足をひっぱっていることを気にしていました。練習中のミスが多く、「すみません」とそのつど謝るのですが、あんまり何度も言うので先輩から「すみませんって言わなくていいから、そのかわりにもっと気をつけて」と言われました。次はちゃんとできるように!と心がけるのですが、なかなか上手くならない、ミスも減らない。ミスを重ねるたびに心苦しくなるのでした。もちろん、先輩が言ってくれたことはもっともな指摘で思いやりのあるものでしたし、その頃も今もそう思っています。問題はわたしの気にしぃ(気にする性格)なところでした。

そして、同じ学年にわたしを含めて4人の部員がいたのですが、女の子同士いっしょに過ごす楽しさと、ややこしさとの両方がありました。思春期特有の「わたしとこの子は仲がいい」という主張がお互いにゆる~く繰り広げられていて、わたしも友だちの気をひこうと必死になっていました。

そんなある日、部活内でこんな話になりました。「今度のマラソン大会で全員10位以内に入ろうよ!」と。わたしは長距離走が得意だったので、「今からがんばれば1位も狙えるかもしれない!」とはりきりました。
どうしてそんなにはりきったのか。その理由は、一つはこの部活が大好きだったので、みんなでがんばって「○○部はすごいな!」とほかの部活の人や先生たちにほめてほしかった。そして、尊敬する顧問の先生の喜ぶ顔が見たかった。

そしてもう一つ。「わたし自身をみんなに評価してほしかった。」
この頃のわたしは「周りに認められたい」という気持ちがとても強く、「部活も勉強も一生懸命がんばってるとみんなに認めてもらいたい」といつも思っていました。「どうすれば、みんなに一目置いてもらえるか」それを考えることが知らず知らずのうちにクセになっていました。(一目置いてもらえるって・・・なんだよ、と今となっては思うのですが。)
「周りに認められたい」と切望している、それは裏を返せば、実際には「自分は周りに軽んじられている」と思っていたのです。

自分の弱みを友だちに見せることができなかった、相談したりされたりする関係が築けなかった、なのにプライドが高かった、人としての魅力がなかった。自分は友だちにあまり大切に思われていないんじゃないか、と感じる場面もありました。
本当は誰かに必要とされたい、大切にしてもらいたい、というさみしい気持ちがつのっていたのに、虚勢をはって「あなたにそうされたって、わたしにはほかに仲のいい友だちがいる!」って態度を出してしまったり・・・。でも好かれたくて、へらへら笑って「NO!」を言えない。そりゃ余計に嫌われてしまいますよね。

マラソン大会の話に戻ります。
「いい結果を出して、みんなに認められたい」と思っていたわたしは、自分から部活仲間を誘って、朝に走りこみの練習をはじめました。
走れば走るほど、タイムがのびる。体重もそうですが、目に見える数字の結果はわかりやすく、わたしのこころの励みになりました。

ところが、タイムはのびているのにどうしても勝てない相手がいました。
学年で一番長距離走が速い、同じ部活の友だち。必死に走っているわたしのことを、ふわりふわりと身軽に走って追い抜いていきます。でもその子は朝練に出たり出なかったり。わたしは毎日がんばっているのにどうして勝てないんだろう・・・。もっと速く走りたいのに。
わたしの勝気な気持ちがうずうずしていました。どうしたら、速くなる??

その結論がこうでした。痩せればいいんだ!短絡的ですよね・・・。
その子はとてもからだの細い子でした。対するわたしはちょうど体重がじわじわ増えだした時期。何となく走っていても体が重たい。「そうか!わたしも体重を減らせば、からだが軽くなってもっと速く走れるようになるかもしれない。」と考えてしまったのです。
もちろん、体重だけが理由ではないことはわかっていましたが、試してみる価値あり!と思いました。
このことが、わたしがダイエットをはじめた理由です。


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