過呼吸の原因はストレス?克服者が語る摂食障害になったきっかけ③



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―高校1年生の頃にダイエットがきっかけで摂食障害の日々がはじまります。前回からの続きです。―

拒食がはじまったきっかけ、摂食障害を克服したから語れる過去②

2017.12.21

■そしてはじまったダイエット~やせてうれしいわたしと、やせて心配な家族~

疲労をいつも感じながらも、学校、部活、塾を両立させる生活が続きます。あまりに身体がだるかったので、家庭科の授業で栄養素の勉強をした後、思わず先生に質問をしにいったことを覚えています。

「疲労を回復するのはどの栄養素ですか?何を食べたらいいですか?」と。今までよりも寝る時間を意識してとるようにしていました。でもこの頃にはもう「焼け石に水」状態で、たくさん寝ても元気に目覚められる日はありませんでした。

「部活の顧問の先生に抗議する!」と母が言っていた三者面談の当日、母は顧問の先生を訪ねましたが、「いつもお世話になっています。うんぬん・・・。」と部活で使う道具についてどんなものがいいかを質問をしただけで、「どういう指導をしてるんだ!?」という話は持ち出すことなく終わりました。わたしはほっと胸をなでおろしました。後になって母が「はじめから抗議なんてする気はなかったのよ。」と話してくれたことがあります。

そしてダイエット。すんなりいったわけではなくて、「我慢しようと思ってたのにお菓子食べちゃった!」ということもあり、「自分はなんて意思が弱いんだ・・・」と後悔していました。今思えばそれでよかったんです。それが普通なんだ。「やっぱり、わたしにはダイエットなんて無理!やめたやめた~!」って、あの時そうなっていたらどんなによかっただろうと思います

でも、わたしはダイエットをとりやめるどころか、どんどん熱心になっていきました。その当時はストイックな性格で「努力は必ず実を結ぶ」というのが自分の中の座右の銘みたいになっていました。(今は見る影もないですが・・・^^;←「うん、ないね」と夫にも言われました。喜んで、いいのか?)「今日は我慢できなかったけど、明日は絶対に我慢してみせる!!」と燃え、我慢成功率がだんだんUPしていくのでした。

だんだんほんとに痩せてきて、わたしはいい気になっていました。ほら、がんばったから、ちゃんと体重が減ってる。スリムな太ももになって、パツパツだったデニムがするっと履けて余裕すらある。顔も一回り小さくなって、鏡を見るとちょっとうれしくなりました。

そんなわたしとは反対に、家族はだんだん心配するようになりました。母が「これくらい食べたほうがいいよ。疲れがとれないよ。」とわたしが決めた量よりたくさんご飯をよそって出します。でも、わたしは炊飯器にご飯を戻して自分の食べたい量に変えていました。出されたおかずも、自分が決めた量だけ食べてあとは残しました。

異様に寒がる姿も、すぐにイライラする姿も、相変わらずでした

■過呼吸発作になる

そして、ついにこんな出来事が起こりました。
部活動の最中に、急に息が苦しくなってきたのです。空気が薄い!?必死で息を吸おうとするのですが、あれ、あれ、上手く吸えない、あれ・・・。立っていられなくなり、その場でしゃがみこみました。パニックになり、呼吸が荒くなります。顧問の先生がとっさにビニール袋を口元にもってきてくれ、しばらく口にあてて呼吸をするうちにだんだんと落ち着いてきました。

『過換気症候群(過呼吸)』でした。
思春期の女子には特に多い症状のようです。呼吸器の疾患ではなく、原因は精神的なもの。ストレスなどによって引き起こされ、無意識に呼吸が乱れる発作が起きます。(経験者の感想としては、酸素が足りない!という感じで必死に空気を吸おうとするのですが、その実足りないのは二酸化炭素なんだそうです。だからビニール袋や紙袋の中で呼吸をすると改善されるんですね。)

もちろん、こんなことはじめてでした。何が起こったのか、びっくり・・・。それからというもの、過呼吸は部活中、授業中、自宅でと頻発するようになりしたいつ、また起こるかわからないと怖がるようになりました。(今にして思うと、きっと周りの人たち、特に友だちたちは見ていて不安な気持ちになっただろうな・・・。と申し訳なく思います。)

一方で、わたしはこの過呼吸の発作に救われたところもありました。夢中になっていた部活も、この時にはもう苦痛でしかなくなっていました。一生懸命になっていた学校の授業も塾も、もう疲れてやる気が起きませんでした。「もうぜんぶいや、やめたい。」そう思っていたけれど、口に出したら周りから「根性無し」のレッテルを貼られる気がしました。
だけど、過呼吸の発作が起こるようになってから、「もうやめていいよ。」と周りから言ってもらえるようになりました。卑怯だけれど、そう声をかけてもらえるのをわたしはずっと待っていたんだと思います。自分の口でちゃんと言えないまま、限界を感じてしまい、身体で訴えていた。それが過呼吸の発作だったんだと、今になってそう理解しています。
当時は、何が何だかわからず、不安でしたが・・・。

■念願の休養?なのに・・・

過呼吸の発作が頻発するようになった結果、塾をやめて、しばらく学校と部活も休むことになりました。
わたしは毎日泥のように眠りました。母に「眠り姫ね。」「あんまりずっと眠っているから、ときどき、息をしているのか心配になって見に行くの。」と言われるくらい、食事の時と少しテレビを観る時間以外は昼間だろうが、夜だろうが、これまでの寝不足を取り返すようにずっと眠っていました。

あ、でも、それ以外にやっていたことがもう一つありました。この期に及んでなんと、自宅で筋トレをしていました。腹筋、背筋、スクワット×50回×2セット、あと他にも2~3種類やっていたと思います。「休んでたら、マラソン大会で結果が出せなくなる!復帰した時に、みんなにすぐ追いつけるようにこれだけはしておこう。」とよせばいいのに、自分で決めて朝晩欠かさず実行していました。


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