食べたいのに食べられない!?摂食障害克服記⑥



Sponsored Link

―高校1年生の頃にダイエットがきっかけで摂食障害の日々がはじまります。前回からの続きです。―

摂食障害の本当の怖さ、奪われかけた身体の機能・克服記⑤

2017.12.26

■ダイエットはもう終わり!のはずが・・・

「このままだとまずい・・・」そのことに気がついたわたし。自分の身体の危機を感じて「ダイエットはもうやめなきゃ」と思いました。
ですが、この後さらに「自分は病気なんだ。」ということをまざまざと思い知らされるようになります。

自分の意思で取り組んでいることをやめようと決めた時、ふつうならすぐにやめられますよね。そんなに苦労することはないはずです。
ところが、ダイエットをやめる、食べる量をもとに戻す、ということにわたしはものすごく抵抗を感じてしまいました・・・。

身体の不調を感じて「どうやらやら体重をもとに戻した方がいいみたい・・・。」とそれはわかるのですが、「体重を増やしてほんとに大丈夫なんだろうか。」という考えが同時に頭をもたげます。

いつもより多く、お皿に食事が用意されているけど、本当に食べてもいいのかな。

今までは自分が決めた量、納得した量を食べていました。自分が自分に許した量なら食べてよし、そう思っていたのです。(何を基準に決めていたんだか、食べていいと思っている量はだんだん少なくなっていました。)
でも今から食べようとしているこの量は、わたしが自分に許していた量よりも明らかに多い・・・。この量を食べていたら着実にまた太ってしまう。
どうしよう・・・。そしてじーっと考え込んでしまったわたしの答えはこうでした。「食べたくない。」

■「食べなくちゃ」と思っているのに「食べられない」

わたしは、食べなくちゃいけない、体重を増やさないといけない、そのことは理解しているつもりでした。
ですが、いざ食事を目の前にすると「食べたくない。」

元気になりたいけど、また太るなんて嫌だ・・・。自分の中に相反する2つの気持ちがあって、葛藤しました。やっぱり、まだ体重を増やすことに納得していなかったんですね。

わたしは自分の目標にしていた体重よりも2キロ低い体重をキープしようとしていました。自分の思っている体重よりも増えてしまうことが嫌だったからです。マイナス2キロをキープしておけば、体重計にのった時に多少の体重増加があっても焦らなくてもいい。そういう気持ちからでした。(この頃は1日に3回くらい体重計にのって体重を記録していました。)
少しでも増えることは避けたかった。体重計にのって”ほっと胸をなでおろす”そんな日々でした。

不思議な気持ちですよね。自分で勝手に決めた目標体重。勝手に決めた食事量。そのマイルールを頑なに守ろうとしていたわたし。
と言うよりも、そのマイルールしか、「自分に許せなかった」。そんな表現がぴったりです。わたしは「自分を許せなかった」んだと思います。

一体何から許せなかったのか・・・?漠然としているけど「自分自身が自由に生きることを許せなかった。」今になって振り返るとそんな気がするのです。
「食べること」は「生きること」という言葉があるけれど、極端な言い方をすると、当時のわたしは「食べること」を拒絶することで「生きること」を拒絶していたのだと思います。

正確には「食べること」を制限することで「生きること」を制限していた。(もっと症状に拍車がかかると「生きること」を拒絶することになっていきます。)

これって、とても恐ろしいことだと思いませんか?単にダイエットをしていただけのはずのわたしは、その実「生きること」を自分に許せなくなっていた。自分の「生」に対して「NO」を突きつけていた。その結果が大幅な体重減少です。わたしがしていたことは、ダイエットではなかったのです。

そして「もとに戻そう」としたとしても、この「生きること」を制限する気持ちが許してくれませんでした。もと通りに生きることに納得していなかったのです。
単純に「食べる」「食べない」、という話ではなく、もっと根深いところで何かがわたしのこころを巣食っていました。わたしは一体、どうしたらいいの?

混乱する以外にできることはないような気がしました。


ランキングぽちっとよろしくお願いします!更新の励みになりますm(_ _)m

ブログランキング・にほんブログ村へ          



Sponsored Link