摂食障害を克服したいあなたへ、病院選びのポイント(1)



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わたしには10代後半から20代前半にかけて、摂食障害、うつ病に苦しんだ過去があります。現在、克服して8年になります。

過去になった今だから、あの頃の自分を冷静にふり返り、具体的に話せるようになりました。摂食障害の呪縛から逃れることができず、「一生このままなのではないか」と何度も涙していたわたし。そんな過去の自分に語りかけるように、今悩んでいる皆さんにお伝えしていきたいと思います。少しでも参考になることがあれば幸いです。

今回は、わたしが摂食障害を克服するにあたって『大きな鍵』だった、信頼できる主治医・カウンセラーに出会うまでの経緯病院選びのポイントについてお話したいと思います。

 

■摂食障害に苦しむ人に伝えたいこと

もし、わたしが摂食障害に苦しんでいた過去の自分に何かアドバイスをするとしたら、それは・・・『いい医者さがせ!!』です。(それと、『いいカウンセラーさがせ!!』)

なぜなら、当時の主治医とカウンセラーとの出会いがなければ今のわたしはいない、と思うからです。摂食障害の根は深く、とてもじゃないけれど自分の力や家族の励ましだけでは立ち直れなかった。今ふり返ってもそう思います。

摂食障害が治るきっかけは人によって様々で、気がついたら過食嘔吐しなくなっていた、環境が変わってしなくなった、年齢を重ねて症状がゆるやかになったなど、色々あります。自力で治す人もいます。もし、自力で治したいという気持ちがあるなら、まずはトライしてみてください。

まずは自分で治せるかトライしたいという方はこちら→タイトル・URLリンク

でも、やっぱり難しいなと思ったら躊躇なく「専門家の力を借りて治療する」という選択してほしいと思います。

それは、苦しむ時間を少しでも短くしてほしいからです。そして、今以上に摂食障害をこじらせないでほしいからです。摂食障害は一般的に、患っている期間が長くなればなるほど、治療が難しくなる傾向にあります。

摂食障害の病院というと、「心療内科」または「精神科」になるので、抵抗があると思います。わたしもはじめはそうでした。「行きたくない」と涙しながら、親に手を引かれて行きました。でも勇気を出して、「摂食障害を治す」ということを最優先に考えて下さい。

 

■病院選びの心構え

「心構え」というと、ちょっと大げさかも・・・ですが、病院を選ぶにあたって大事なことをお伝えします。それは・・・自分に合う病院が『すぐに見つかるとは限らない』ということです。

これは、決して失望させようとして言っているわけではありません。1つ2つ、病院に行ってみたけど「合わなかった」とあきらめないでほしいという意味です。

よく耳にするのです。「病院に行ってみたけどいまいちだった。」「カウンセラーと話をしてみたけど、もう一度行く気にはならない。」という話を。そして、このことが医療に対する不信感や「自分には病院で治療するというやり方が合わない。」という早合点につながってしまいます。

何を隠そうわたし自身もそうでした。わたしは全部で病院は3件、カウンセリング機関や相談機関は7件(覚えているだけでなので、正確にはもっと行っていたかも・・・)訪ねました。でも実は間にブランクがあって、「病院に行ったって、よくならない。」と塞ぎこんでいた時期が、たしか1年くらいあったと思います。

ですが、再び探しはじめて病院は3件目、カウンセラーは7人目で、ようやく信頼できる専門家に出会うことができ、ここでようやく治療のスタートラインに立てることになります。たどり着くまで長かった・・・。そしてつらかった・・・。

ですから、あなたが勇気を出して病院に行き、診察やカウンセリングを受け、その結果「気持ちが余計に落ち込んだ」とか「こんな話をすることに何か意味があるの?」とか思ったとしても、そこで「専門家の手を借りて治療する」という選択肢を捨てないでほしいのです。

たまたま、そのお医者さんやカウンセラーと合わなかっただけのこと。「また他のところをさがしてみよう」もしくは「もう少し続けてみよう」と考えてください。

ネバーギブアップの精神でさがせばきっと、「この人とならいっしょにがんばりたい」そう思える専門家との出会いがあるはずです。

 

■わたしの場合 病院を求めて2年半さまよいました

先ほどもお話しましたが、わたしの場合は覚えているだけで、病院3件、カウンセリング機関7件、行きました。カウンセリング機関は1、2回行って終わったところが半数以上です。評判を聞いては訪ねてみるのですが「合わない」「もう行きたくない」をくり返していました。

この「木の絵を描く心理テスト、一体何回やらされるの?」「また一から話さないといけないのか。」と身勝手ながらうんざりしていました。

まず、病院1件目は近所の診療所の心療内科。ここの先生のことはあまり覚えていませんが、もう会いたくないなと思ってしまい、行かなくなりました。

病院2件目は少し遠くの総合病院の心療内科。評判を学校の先生から教えてもらい、しばらく通いました。たしかにわたしの訴えにじっくり耳を傾け、わたしの意思を尊重してくれる素敵な先生でしたが、結果的には合いませんでした。元気になれることなく、フェードアウト。

病院3件目は電車で1時間半かかる、大学病院の精神科。思春期の治療を専門としている先生でした。ここも知人からの紹介でした。この先生が長くお世話になった主治医です。

2件目の先生とはうってかわって、ついがんばらなければと自分にむち打つわたしに、「まだ早いね。」「やめといた方がいいと思うよ。」と冷静に助言。精神的に疲れきっていたわたしには、意思を尊重してもらえることよりも、決めてもらえることの方が楽でしたし、主治医もそれを見極めての判断だったのだと思います。肩の荷が下りるようでした。

カウンセラーに至っては、学校のスクールカウンセラー、教育センターにも行ったし、市町村が運営していたこころの相談電話窓口で知り合った方、母の紹介で知り合った心理カウンセラー、2件目の病院のカウンセラー2人。それでやっと、近くの総合病院のカウンセラーの先生にたどり着きます。(これも知人の紹介でした。)

それまでは、アドバイスをもらってもピンとこなかったり、相手の話していることを聞いていることの方が多かったり、話の途中で居眠りされてしまったり、「母親のせい」という結論に誘導されようとしたり・・・。色々ありました。

やっと出会えたカウンセラーは、「静かで淡々としている」というのが第一印象でしたが、プロ意識が高く、とても温かい方でした。じっくり話を聴いてくれましたし、時々「どうしてそう思ったの?」とわたしに考えさせる機会をくれました。

カウンセリングの詳細についてはこちらにのせています。

過食嘔吐を治す、「自分を取り戻す」そんな気持ちで歩んだ克服への道

2017.12.19

②へ続きます。

摂食障害を克服したいあなたへ・病院の選び方のポイントは?(2)

2017.12.28


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4 件のコメント

  • 今晩は、私の娘も摂食障害です。
    つい最近まで、鬱を併発して入院していました。
    今は、通院で学校は休んでいます。
    多分、卒業も無理だと思ってます。
    本人が一番辛いですが、私も辛いです。
    学校の問題、親子関係が原因だと思います。
    どうしたら良いか途方にくれてます。
    ツキアカリさんのブログとても参考になります。
    これからも参考にさせて下さい。

    • ぽぽんこさん、はじめまして。
      コメントありがとうございます。
      ブログを読んでいただき、うれしいです。

      うつ病も摂食障害も本当に苦しい病気ですね。
      ご本人だけでなく、周りのご家族のお気持ちもさぞお辛いこととお察しします。

      出口が見えず、このままどうなっていくのかというご不安も大きいのではないかと思います。
      私の場合は、結局高校を卒業するまで6年間かかりました。
      4年間はひきこもりでした。
      一番ひどい時期はお風呂に入るのもつらく、ずっとベッドに横になって過ごしていました。

      ですが、そんな状態だった私でも今は元気に暮らしています。
      母とはずいぶんぶつかり合い、何度もいっしょに泣きました。
      「私のことが嫌になって、いつか家を出て行くのではないか。」と思いましたが、ずっと支えてくれました。
      いっしょにいるのが辛いと思ったこともありましたが、あの時、背中をさすりつづけてくれた手のぬくもりは忘れられません。
      (さすりすぎて指紋がなくなっちゃった、と笑っていました。)

      どうか、また心から笑える日を信じてください。
      信じて待っていてくれる人がいること。
      お嬢さんにとって、これほど心強いことはないと思います。

      ご心労からくる、ぽぽんこさんご自身のお疲れも心配です。

      スローにやっているブログで、返信も遅くなるかもしれませんが、私でよければいつでもコメントください。

      いと

  • 今晩は、早速のお返事有難う御座います。
    いとさんの優しいお言葉心に染み入ります。
    本日、学校との話し合いで何とか卒業出来そうです。
    本人は卒業式には出たくないと言ってますが、いいと思います。
    後から、親切にしていただいた先生や数少ない友達に挨拶したいと言ってます。
    大学も受けるだけ受けたいというので2次試験に挑むそうだす。
    家からも病院からも近いのでいいかなと言っています。
    受かるか学校が続けられるか分かりませんが、娘がやりたい事はやらせてみたいと思っています。
    訪問看護、デイケアー等も自分で頼みたいと言っています。
    焦らずゆっくり一つずつしようねと言ってます。
    本当に摂食障害の事何も分からなく藁にもすがる思いでこのブログを読ませていただいています。
    本当にコメント有難うございます。

    • ぽぽんこさんへ

      お返事ありがとうございます。
      お嬢さん、ご卒業できそうとのこと、何よりですね。
      おめでとうございます。

      お辛い状況の中、これから先のことにも向き合っているお嬢さんは、芯のお強い方だなと思います。
      当時のわたしは、混乱して自分がどうしたいのかさえ、わからなくなっていました。

      ぽぽんこさんがおっしゃるとおり、焦らずゆっくり一つずつが大切なのだと思います。
      新生活がはじまる春、きれいな桜が見れるといいですね。

      このブログはここ最近、勢いにまかせて始めたものですが、こんなこと書いてても誰も読んでくれないかもな~、と思っていました。
      ですから、このようなメッセージをいただき、励みになります。
      忙しくなってしまって最近は更新できていませんでしたが、落ち着いたら細々と続けていこうと思っています。

      いと

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