摂食障害を克服したいあなたへ・病院の選び方のポイントは?(2)



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前回は、病院をたずねる時の心構えや、わたしが病院をさがした時の経験談をお話しました

摂食障害を克服したいあなたへ、病院選びのポイント(1)

2017.12.27

今回は、実際にどんな病院を選べばいいのか・・・。そのポイントをお伝えしたいと思います。

■はじめに

まずはじめにご了承いただきたいのが、ここにあげる病院選びのポイントは、わたし個人の経験に基づく内容です。一般的な話ではなく、あくまで個人の見解です。色んな考え方がある中の一つとして受けとっていただけると幸いです。

■摂食障害の治療をする病院選びのポイント

わたしの考える、病院を選ぶポイントは以下の3点です。
(1)なるべく大きな総合病院、大学病院だとなお良し
(2)精神科や心療内科に複数の医師が在籍している
(3)評判がいい

ですが、お仕事をされているなど多忙な方は、次のことが優先される場合もあります。
(4)通院しやすい場所にある、通院できる診療時間が設けられている

では、順番に詳しくお話していきます。

(1)なるべく大きな総合病院、大学病院だとなお良し

大きな病院がいい、それも大学病院だとなお良しというのは、大きな病院は診療所などと比べて専門性の高い医療を提供する機関だからです。さらに、大学病院は『医療を提供する場であると同時に、教育・研究を行う機関』です。

色んな症例の患者さんが集まり、研究がなされる場ですので、専門分野に精通している医師が多い。治療の実績も豊富で、先駆的な医療を行っています。
治療の基本的な考え方やアプローチの方法も時代とともに変わってきています。大学病院の医師はその最前線に立ってる(ことが多い)。

町の診療所では「摂食障害」はほかの「うつ病」などのこころの病と比べると珍しい部類に入るかもしれません。が、大学病院では何人も治療実績があると思うのです。

中には摂食障害専門の外来があるところや病院そのものが専門というところもあります。通院したことがないのでわからないのですが、基本的な精神療法やカウンセリングと並行して、独自のプログラムを展開しているところもあるようです。

また、10代の方の場合は「思春期外来」や「児童精神科」を設けている病院をおすすめします。思春期には思春期の治療の方法があると思うので(わたしも思春期外来でした。ですが、必ずそうでなければいけないということはないと思います。)、可能であれば専門の医師をたずねるようにしましょう。

※大きな病院ですは診察を受けるにあたって、紹介状が必要な場合があります。事前に問い合わせてみましょう。

(2)精神科や心療内科に複数の医師が在籍している

精神科や心療内科に複数の医師が在籍していれば、「合わないな」と思った時に先生を変えてもらえるかもしれませんし、初診で病状を把握した段階で、摂食障害の治療に実績のある先生に回してもらえるかもしれません。

(3)評判がいい

もしいい評判を聞いたら試しに行ってみる価値があるかも、という意味で書きました。実際に通院したことがある方の口コミというのはとても信憑性がありますね。
わたしは、たくさんの相談機関に足を運び、その大半が結果的には無駄足となってしまいましたが、主治医もカウンセラーも相談機関で評判を聞いてたどり着くことができました。

整形外科とか、消化器内科とかの評判とちがって、身近な人に心療内科・精神科の評判をたずねるのは勇気がいりますし、情報を持っていないことも多いです。
ですが相談機関でなら、病院の情報が集まってたり、たずねやすいことも大きなメリットですね。

(4)通院しやすい場所にある、通院できる診療時間が設けられている

摂食障害の治療をする場合い、しばらく定期的に通院することが必要になると思います。1回、2回行って終わりではないので、まずは通院できる条件が整っているということが必須ですから、この辺りも重要ですね。

■町の診療所を受診する場合

「大きな病院がいいですよ」とおすすめしましたが、大きな病院は遠方であったり、診療時間が限られていたり、待ち時間が膨大であったりとデメリットもあります。
(わたしが通っていた主治医は平日1日だけしか診察していませんでしたし、その日に患者さんが殺到するので平気で4~5時間の待ち時間がありました。学生だから通えた・・・。)

大きな病院は通院が難しいという場合は、町の診療所など通いやすいところでさがしましょう。
ですが、どの診療所にするか検討する際にぜひ確認してほしいことがあります。

これは個人の経験談ですが・・・。わたしがはじめに行った病院は診療所で、そこの先生が合わなかったです。話を聞いて、薬を出すだけでした。
もちろん、診療所の医師がみんなそうではなく、わたしの場合がたまたまそうだっただけですし、大きな病院にもこういう医師がいるかもしれません。本当にそれぞれなのですが・・・。わたしはその不信感が今でもぬぐえません。1件目がこういう結果になると、せっかく出した勇気もくじけてしまいそうになります。

ですから、診療所を受診する場合は事前にやってほしいことがあります。それは、「ホームページをしっかりチェックする」ことです。

チェックポイントは以下の2つ。
(1)医師の経歴をチェックする。
(2)医師のメッセージや自己紹介をチェックする。

開業するまでどんな病院に所属していたか、どういう治療実績があるのかをホームページの経歴欄などでチェックしましょう

そして、診療所のホームページの「医師からのメッセージ」なども見てみましょう。心療内科や精神科の場合、耳鼻科や整形外科などと比べて、力を入れている場合が多いです。なぜなら、医師の人柄が大きな鍵を握る診療科だからです。「ここにいるのはこんなお医者さんですよ、こんな気持ちで治療していますよ。」と書かれています。短い文章でも、それを読むだけで「この先生になら会ってみたいな」「誠実そうだな」など医師の人柄をかいま見ることができます。

■何よりも大切なのは??

ここまで病院選びのポイントについてたくさんのことをお話してきましたが、「なるべく早くいいお医者さんに出会ってほしい。それにはどうすればいいか?」という気持ちで書きました。それは、わたし自身が主治医に出会うまで2年半もの歳月を費やしたからです。もしはじめからこの主治医に出会えていたら・・・。あんなに長くもがき苦しまなくてもよかったかもしれない。

その経験からこの記事をまとめました。しかし、あくまでわたし個人の主観であり、また「こういう選び方をすれば出会える可能性が高くなるのでは?」という想像ですので、その辺りはあらかじめご了承ください。

そして、病院や主治医を選ぶにあたって、何よりも大切なこと。それはやはり人柄でしょう。どんなに知識や経験が豊富であっても、温かい心の持ち主でなければいっしょに治療していきたいと思えません。話をして「もう一度、この先生に会ってみたい」と思えることが何より大切だと思います。

大きな病院でも、大学病院でも、町の診療所でも、色んな医師がいます。前回お伝えしたとおり、「はじめから自分に合った病院が見つかるとは限らない」「数うちゃあたる」くらいの気持ちで、ちょっと大変だと思いますが、信頼できる病院・主治医をさがしてみてくださいね。

■次回はカウンセリング機関の選び方についてお話します。


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