拒食症改善の兆し!?強固なマイルールに縛られる・摂食障害、うつ病の克服記⑧



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高校1年生の時にダイエットがきっかけで摂食障害になりました。前回の記事はこちら

調味料のカロリーまで計算した拒食の時期、当時のノートを公開。摂食障害とうつ病の克服記⑦

2018.01.03

■とりつかれたように、カロリーを計算し続けた

カロリーを計算すると安心して食べられることがわかってから、とりつかれたように計算する日々が始まりました。(カロリーは小数点第一位まで計算)
1日に摂取するカロリーのトータルを決め、それ以上はとらないように。

ここで発生したのが「マイナスカロリー貯金現象」・・・!!
1日のトータルカロリーが決めていたカロリーよりも少なかったら安心するので、つい食べる量を少なめにしてしまう。
その方が「オーバーするんじゃないか・・・」という不安から逃れられ、落ち着いて食べることができました。
まるでマイナス分のカロリー(決めていたカロリーよりも少なくおさえられた分のカロリー)を貯金するみたいな現象でした。

朝や昼は少なめにして、夜にオーバーしても大丈夫なように貯金。
そうすると、夜は少しくらい多くなっても朝と昼が少なかったから大丈夫。という気持ちでゆったりと食べることができます。

でもだからと言って、夜にたくさん食べるわけではなく・・・。気持ちにちょっと余裕ができるだけの話。結局、朝と昼が少なかったから夜はその分も食べよう!とはなりませんでした。何のための貯金だったんだろう・・・。

■強固なマイルール、食品添加物は食べません!

拒食症の人の食生活は人によってそれぞれで、カロリーゼロのゼリーや葉物なら食べられるという人や、お菓子なら食べられるという人もいます。
わたしの場合は、”栄養計算されたバランスのいい食事をとりたい” ”身体にいい食事がしたい”というのが希望でした。
これだけ聞いたら「いいことなんじゃ・・・」と思いますが、プラスで”今の体重をキープできる食事”という条件が加わることと、融通がきかなかったことがやっかいなポイントでした。

それでも、ただただ痩せたい痩せたいだけではなかったのが、幸いでした。あくまで「痩せて速く走れるようになりたい」「痩せてきれいになりたい」そういう気持ちが低体重にストップをかけてくれたのだと思います。がりがりに痩せたいわけじゃなかった、健康的に痩せたかった、でもやっているうちにどれくらい痩せれば調度いいのかわからなくて、極端になってしまった。そういう状態でした。

食べるものについては、それまでまったく無頓着だったのにも関わらず、急に”身体にいいもの”に執着、『食品添加物』を避けようとするようになりました。例えばハムやソーセージは食品添加物が多いし、どんな素材が使われているかわからないからダメ、ツナ缶も身体に良くないという噂を聞いてダメ、スープは固形のブイヨンが添加物のかたまりっぽいから具材しか食べない、マヨネーズも添加物だらけでダメ。一番嫌がったのはだしでした。顆粒だしや濃縮タイプのだしを使った料理はダメ。添加物の入っていないパックだしならOK。

・・・という『強固なマイルール』がしかれることになります。

この頃のわたしは、「これであっているはず!」一度そう思い込んで決めてしまうと、それ以外のことを受け入れる柔軟性がとにかくなかったです。受け入れることにものすごく抵抗を感じる。食品添加物の多そうなものを口にしようとすると、「わたし、身体によくないことをしている!」といういや~な気持ちになってしまい、喉のとおりが悪い。食べた後も気分が悪い。
「こんなに葛藤しながら食べるのなら、いっそのこといらない。」と結局、始めから食べようとしなくなりました。
これにつき合わされた家族(特に母親)は大変な苦労を強いられました。

たしかにその通りしていれば身体にはいいんだろうし、今だって家族に食事を作る時は食品添加物がなるべく少ないものを、と心掛けてはいますが、入っていても普通に食べます。抵抗はありません。
あの時はどうしてもどうしても嫌だった・・・。

でも、逆に言うと『守るべきルール』があったからこそ、そのルール内であれば食べることができるようになりました。
これまで右肩下がりだった体重の減少は一旦ストップ。カロリーを計算しながら、自分の決めた一定体重をキープする時期が続くようになります。

■はじめての病院受診

はじめに調子が悪くなって学校を休むようになってから、しばらくは近所の診療所(心療内科)に通っていました。
両親が連れていったのです。心療内科なんて、心の病なんて、まさか自分がなるなんて思ってもみませんでした。

自分とは縁遠いことだと思っていたのに、心療内科に行かないといけない今の自分の状態に嫌気がさし、両親の誘いにも「行きたくない」の一点張り。
それでも「病院に行ったら楽になるから」「試しに行ってみよう」という懸命な説得に、やっと「わかった・・・」と重い腰を上げました。

両親がこんなに熱心にわたしを病院に連れて行こうとしたのは、うつ病を経験した知り合いが身近にいたからでした。

その方は、ハードワークによる過労でうつ病になりましたが、服薬と通院を数ヶ月続けて乗り切ることができたそうです。その話を聞いていたから、両親は迷うことなく娘を病院に連れて行こうとした。
薬を飲ませることにも抵抗がなかったのだと思います。

心の病になった時、いかに早い段階で医療機関にたどり着けるかが重要です。
それまで馴染みがなかったために、抵抗を感じて本人や家族だけで抱え込んでしまう。
病気が深刻化、長期化するという結果につながってしまいます。
「ちょっとおかしいかも」そういう状況が続いている場合は、迷わずにまず医療機関をたずねてほしいと思います。

特に摂食障害の過食嘔吐の場合は、本人が周りに隠して普段どおりの生活を送っているために、気づかれないことが多いため、注意が必要です。
その場合は本人が「病院に行こう」という決断をしなければいけません。

わたしは、自分が医療の手を借りて摂食障害やうつ病を克服できたので、これを読んで下さっている方がまだ病院に行ったことがないのなら、勇気を出してたずねてほしいなと思っています。

話をもとに戻します。
わたしがやっと「病院に行く」と了承したのは、もう日が暮れている時間帯でした。両親はこのタイミングを逃すまいと、即座に連れて行きました。

そして、診察。
中年男性の医師でした。


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